純正律と平均律について
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0283280さんじゃないけれど・・・
NGNG「純正律」と言うのは、それまでのピタゴラス音律が考慮していなかった
純粋3度の音をも考慮に入れ、それによって生み出される自然音階の
純粋な響きを追求した音律のひとつです。
純正律は平均律でない以上、必ず「基音」というものが存在します。
その基音と、2、3、4、5、6、7度上の音との和音を、
2本の弦の長さの単純な整数比で表せるように考案した、
一つの「方便の音律」であるとお考え下さい。あくまでも3度(6度)と
5度(4度)の純正な響きを大切にした、単純な自然音階や
旋法に基づいたポリフォニー音楽を考慮するための音律なのです。
従って、ご質問の「例えばCの3和音の上にDの3和音とか」という場合が、
たとえ純正C調のT+U、つまり、C,E,G+D,F,Aを指すのであっても、
実際その響きは複雑すぎて、まったく純正調で演奏するには
意味はないと考えた方がよろしいでしょうね。
また、おっしゃることが、純正C調のトニックに純正D調のトニック、
つまり、C,E,G+D,F#,Aであるなら、またそれはそれで別の問題が
生じてまいります。
…というのは、純正C調のAは、基音Cに対して整数比5/3で
得られるのですが、純正D調のAを導き出すには、純正C調の
基音Cに対して整数比10/9で得られるDを改めて「基音」にする
必要が生じてきますし、その「基音」Dの純正5度(Dに対して
整数比3/2で得られる)としてAを導き出したとしても、厄介なことに、
そのAは、純正C調のAとは音高が異なってしまう(かなり高い)のです。
よって、こうした場合も理論上からもとても「純正律」とは云えず、
以上のことから、純正律には「ポリコード」という概念は存在しません。
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