>>24
そもそも「絶対音感」って言葉が胡散臭い。よく固定ドの連中が「私は絶対音感持ってる。」
なんて得意そうに言ってるけれど、ある音を聴いただけでそれがツェーだのフィスだのと言い当てられるのは、
あくまでも平均率でA=440であることが前提の、凄く限られた条件での話でしかない。
そう云った「前提」が、実際のクラッシック演奏に対し如何に無意味で非実用的なことであるかについて
彼(女)らはまるで理解がない。もし、「絶対音感」の名に真に値する能力があるというのなら、
最低、A=440とA=435のピッチ差が聞き分けられること、そしてミーントーンのC−Eと
平均率のC−Eのこれら2つの長3度のイントネーション差が聞き分けられること、
さらに、ヴェルクマイシュテル調律とキルンベルゲル調律と平均率のそれぞれ3つの調律を
聞き分けられること…が必須だろう。だが、悲しいことにそんな人はアマチュアではまずいない。
かくいう僕も、茶碗を叩いて音名を言い当てたりして喜んでいた口だが、音律の勉強をして
それが如何に子供騙しで空しいかに気がついてからは「絶対音感」という言葉を口にしなくなってしまった。
 よって、「曲を移調すると音楽の色が変わる」とか「ニ長調は赤だけど変ホ長調は緑」だとか言ってる
アマはパチモンと見なしていいだろう。モンテヴェルディの時代のニ長調と現代の平均率A=440での
ニ長調とでは全然違うのだ。それを一体どーやって「一定の色彩の法則」として説明できるのか?
 …と考えれば、我々が如何に平均率A=440に毒されているかがお分かりだと思うけど。
ちょっとお答えになっていないかも知れないが、そーゆーことで。長々とスマソ。