わたしほど客観的な指揮者はいない
インストルメンタリストとしては交響曲第五のベートーべンは極めて低級なアマチュア、エロイカも最終楽章は悪い冗談、そして第九の合唱付きフィナーレはお粗末なサラダにすぎない。
ベートーベンの第五交響曲などというものはそもそも存在しないのであって、作曲者の精神において生成したこの作品のコンセプトへ向けての無数のアプローチが存在するに過ぎない。

by チェリビダケ