今さらという感じだけど、さすが2ちゃん、ありましたね。西本スレ。
ところで、私、ロシア語の通訳なんですけど、ムーシンが彼女を知らないといったとか、
そういう話ですが、ロシアではこういう「カンチガイ」、むゃくちゃ多いです。ものすご
く迷惑しています(笑)。シゴトにならん。そのときたまたま思い出せなかったことを
「そんなことは知らない」と言ってその場は終わらせ、知っていたというほうが都合が
いい時には「ああ、よくしってますよ」と言い、名簿や何かを調べるのが面倒くさい時
には、「今、自分が知らない」ことを根拠に、「そんな人は名簿に載っていない(はず)」
とか平気で言っちゃう。
これはロシア語に限らないけど、質問のし方一つでどんな答えでも引き出せるのも、通訳と
しては認めたくないけど現実。こちらが全て言い終わっていないうちに、むこうが分かった
つもりになって全然違う答えを喋り始めることも多い(特にロシア人の喋りたがりの人相手
に通訳する場合、これが一番問題になる)。
ロシア的な「隙」を利用すれば、この程度の「報道」はすぐにできます。こうやって書くと
ウソみたいだけど、そのウソみたいなことが本当に起こってしまうあたりがロシアの困った
ところであり、魅力でもあるのですが。

ちなみに「ボリショイ交響楽団」というのは、ソヴェト文化省交響楽団を中心に再編成した
ものです。ロジェヴェンが80年代にショスタコ全集を録音したオケですね。「ロシア・ナシ
ョナル・オーケストラ」も文化省オケの出身者が多いようですが。

ロシアという国は「何も変えようとしない」か、「変える時は信じられないようなむっちゃ
くっちゃなことをする」のどちらかなので、スポンサー云々の件が無くても、このくらいの
人事はやっちゃってももう驚かないよオレなんかは(笑)。