わしゃ、207 じゃないけれど。

シュトックハウゼンが「終わっている」人で、今では誇大妄想狂み
たいになっていることと、彼が偉大な作曲家であることは関係ない。
作曲家の仕事なんて平均値で測られるものではなく、最高到達点こ
そが問題になるわけだから。

60〜70年代的進歩史観なんてものは、漏れも馬鹿馬鹿しいとは思う
けど、オリジナルな味を作れなかった店ってのは、店前に行列が出
来ても、老舗の仲間入りをすることは出来ない。そういうモノ造り
のモラルって奴は、未だにいろいろなところに残っていると思うし、
支持もする。そういうこと。

だから、武満徹が創った、映画『怪談』の音楽は、彼の純音楽作品
以上に評価されるべきだとも思う。