小澤征爾 ニューイヤーコンサート2002 Part3
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0665朝日新聞(ネット版)より
NGNG(スタンダード紙)−−。翌日、地元の新聞は一斉に好意的な評論を
載せた。「ちょっと変わったシュトラウス」の見出しで「きまじめで
高貴」とわさびを利かせたクローネン・ツァイトゥング紙も全体では
肯定的だった。
理由の一つは選曲の巧みさだろう。軽妙さが身上の「こうもり」序曲が
「重め」との指摘もあったが、「水彩画」「とんぼ」などヨーゼフ・
シュトラウスの曲では、音色の使い分けに巧みな本領を発揮。ヘルメス
ベルガー「悪魔の踊り」では、強烈なリズムとめまぐるしい曲想の変化
を見事に調和させ圧倒した。
見せる要素も充実していた。パントマイムやダンスのようとも評された
表現力豊かな身ぶりや表情で音色を体現。楽団との親密さが醸し出す
温かな雰囲気も客席には伝わった。聴きやすく、ショー的要素もある
スタイルは、聴衆の好みとも合致した。
通貨ユーロのマークが掲げられたホールに日本人指揮者が立ち、13
カ国語で新年のあいさつが呼びかけられた。新時代の幕開けにふさわ
しい演奏会だった。
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