グラモフォンの録音がそうなのかも知れないが、カラヤンの録音(とりあえず持っているのは70年代のが多い)とか聴くと、
バランスが良くない。全体的に遠くで鳴っている感じがして、もやもやしている。バランス的にも、弦楽器に対して管楽器が
引っ込み気味。弦に埋もれてさらにオフマイクって感じで、音に艶や輝きがないと思う。フルートやクラリネットの芯のある
きれいな音色が聴けない。金管に至ってはさらに脇役的で、奥に引っ込みすぎてはっきり聞こえないこともある。
もっとオンマイクにすればいいのに、カラヤンはいつも倍管にすることで管楽器の音量の問題を解決してきた。
そのため、管のソロパートはユニゾンになり、作曲者が意図したソロの音色が聴けないことがあった。