昔、バーンスタイン/NPOのマラ9の余白に、「マーラーを語る=レナード・
バーンスタイン」っていうのが入ってたんだけど、そのなかで、バーンスタインは、
マーラーのことを「矛盾の人だ。」というようなことを言ってるんだよ。 
いか、その一節。

「マーラーという単語を耳にして、とっさに、私の心の中に起こる最初のイメージは、
『1900年』という魔術的な日付変更線にまたがっている巨人のそれである。
彼の左足は、(心臓に直結している)は、しっかりと、あの豊かな愛しい19
世紀を踏みしめており、右足は、どちらかといえば、ふらふらしながら、20
世紀に堅実な足場を求めている。彼はついにこのような足場を見いだすことが
できなかったという人もあるが、一方では、その右足が、堂々たる足音を立てて、
そこを踏みしめなっかたとしたら、我々が知っている20世紀音楽は存在しなかっ
たであろうと言う主張もある。(わたくしはその説に賛同する。)』
 今読んでも、非常に優秀なマーラー評だと思う。
 知ってる?