功芳はまた佳織の媚肉に吸いついて、グチュグチュと舌を鳴らした。今度は媚肉の頂点に舌先を持
っていき、女芯の肉芽を狙う。舌を巧みに使って、肉芽の表皮を剥きにかかった。
「ひっ、いやっ、いやあっ!」
 悲鳴とともに佳織の腰がビクッ、ビクッと震え、美貌がのけぞる。
 功芳は焦らなかった。佳織の乳房をいじりまわし、女芯を舐めまわしては媚肉の合わせ目にそって
舐めおろし、また女芯に戻って表皮を剥きにかかるということを何度も繰りかえした。そうやって女
芯の肉芽がひとりでに反応してくるのを待つのだ。
「ああ、許してェ……」
 身体に火がつけられるのを恐れるように、佳織は泣きじゃくった。
 二十九歳の成熟した女体は、功芳の憎いまでに女の弱点をさぐってくるいたぶりに耐えきれるはず
がなかった。それでなくとも、ここ二ヶ月ばかりは恋人との交わりもなかった。
「ああ……いやっ、ああ……」
 佳織がいくらつつしみ深くても、また功芳がどんなにいやな男であっても、耐えきれずに女の性が
崩れそうであった。身体中に汗が滲みでてくる。そして、妖しい痺れが女体の芯を走りはじめた。そ
の感覚を一度意識してしまうと、かえって痺れがふくれあがり、熱をはらんだ。ドロドロととろけだ
す。それに煽られるように、女芯が次第に赤い肉芽をのぞかせてくる。表皮を押しのけて勃起を見せ
ようとするのだ。
「ああ、だめ……」
 身体の奥からツツーと溢れるものがあった。功芳のような獣に弄ばれているというのに、自分の身
体の成り行きがくやしく、恨めしかった。佳織はキリキリと唇をかみしばったまま泣いた。