以下、マジレス。長文にて多謝。

指揮者に求められること。

@自分の頭の中で求める音が鳴っていること。
  ただfはfで歌えと言うのは、交通整理のお巡りさんと同じ。
  指揮者には、楽譜を記号として読み取る以上のものが必要。
  頭の中で、求める音楽が、具体的な音として鳴っていなければ、
  説得力は生まれない。

A求める音楽を伝えられること。
  本来指揮法とはこれを目的としたもののはず。
  音楽より先に指揮法にこだわる人が多いが、本末転倒。
  本当は指揮でなくとも、言葉で説明したり、歌って聴かせても良い。
  実際には指揮で伝えられば最も効率的ということ。

B実際に鳴っている音楽を聞き取れること。
  自分の音楽に自己陶酔して団員を置いてきぼりにするのも問題。
  但し、音やリズムの誤りだけを聞き分けることとは別問題。
  (繰り返すが、交通整理のお巡りさん=指揮者ではない)
  頭の中の音楽と実際に鳴っている音楽とを聞き分けて、
  的確に先回りして指示を出し、適度に止めて反復練習させるのが、
  本来の指揮者の仕事。

これだけのことができれば、誰もが指揮者の言うことに素直に従うはず。
たいていの学生指揮者は、@がなかなか出来ていない。
音楽上で迷ったら、余った時間で正直に団員と相談してみるべき。
でも少なくともタタキ台ぐらいは出来ていないと相談にもならない。

と、偉そうに書いたけど、こんなこと出来ている指揮者は、
まずほとんどいないです。(理想論ですな。)