>>141
その人物の名は……『クラウディア・キャシディ』。
当時のシカゴ・トリビューン紙の音楽欄を担当していた女性批評家です。
この人は、クイーン・オブ・辛辣批評家といった感じで、シカゴ響の指揮者
にとっては恐怖の的でした。とにかく、3代目のドゥフォーからショルティ
まで、批判にさらされなかった指揮者の方が珍しいくらいで、おそらく標的
にならなかったのはロジンスキーとライナーだけではないかと思います。
 しかも、この批判が辛辣極まりないもので、温厚で知られるクーベリック
でさえ、キャシディを一生許さなかったそうです。また、ショルティもまだ
音楽監督に就任する前に客演した際に、キャシディに強烈に批判されたため、
後年、シカゴ響から音楽監督就任への打診があった時も、キャシディが既に
シカゴ・トリンビューンに書いていないことを確認してから就任を決めたほ
どです。参考になりましたか?