>>295
ほんとだ!パイヤールのモーツァルトがない!!恐るべし、3つのしもべ…
しょうがないので、閉店までさまようことはせずに、代わりにArmin Jordan=パリアンサンブルオーケストラなるものの39&41を買うことに。
このCDも前から気になっていたものです。ERATOレーヴェルで知らない演奏家、それに990円という投げ売らんばかりの値段設定…
これはものすごくハズレか、またはものすごく当たりか、どちらかしかない!とこれまでの経験で思い定めるのでありました。

さて聴いて見ると…
こ、これだぁ!!こういう演奏が聴きたかったんだ!!
演奏はオペラ座=シューリヒトよりも丁寧な感じかな?現代の演奏に比べれば、ちょっとゆったりめのテンポ。
録音はやや古め。この「やや古め」というのが重要です。
モーツァルトのオーケストラって編成が中途半端だから、あんまりキレのいい録音だと耳に痛い感じがするし、かえって全体像がつかみづらくなる。
あんまり古くなると、今度は仰々しさが増して、正座でもしながら聴かなくちゃいけないような気になります。(そんなことない?)

プラハのような、心の闇がすぐ背後に忍び寄っているような、不思議な明るさを持つ曲を聴いたあとでは、39番の颯爽として自信あふれる音楽が、より一層優しく流れてくるのを感じます。
なにか、暗闇を突き抜けて再び新たなる朝がやってきた…そんな曲ですね。
41番もしかり。ピアノ協奏曲20番に対する21番のような…この交響曲の二つとも、それぞれ新たなるモーツァルトの境地を感じさせる曲です。

これでモーツァルトのプラハ以降後期交響曲は、パイヤールの40番をそろえればフランスものぞろいで完成。(肝心のパリがねェよ!)
しかしこのArmin Jordanなる人物は何者でしょう。全く売り手にやる気が見られないCDで、解説もぺらぺらの紙が一枚入ってただけで、演奏者には何にも触れられていないのでした。
フランス人でしょうか?そうだとすれば、オーケストラも指揮者もフランスというのはこれだけになるかな??