いけませんねえ、食べ物と一緒にしては。
ハイドンの音楽は、バロックの名残を留める初期から盛期古典派を経てロマ
ン派にまで通じる変化を見せます。一人の音楽家が生涯でこれほどの変貌を
遂げた例は、皆無とはいわないまでも大変珍しいのでは。メンデルスゾーン
のように、最初から完成されていたわけではありません。そんなわけで、ハ
イドンの音楽に耳を傾けることは、ある意味とってもスリリングな体験です。