モーツァルトの最晩年の様式は、ある意味で古典派を超えてしまったように
思われる。だからといって、後のロマン派を予告するものではなく、モーツ
ァルト独自の境地にたどり着いたのではないだろうか。いくところまで行っ
てしまったという感じ。もしもあと30年長生きしていたら、音楽史の流れ
にも確実に影響を及ぼしただろうね。