ハイドン VS モーツァルト(独断と偏見による)
交響曲:モーツァルトの「プラハ」以降の完成度は、ある意味「ザロモン・セット」
    以上。ただし、平均的な質の高さと、交響曲の地位確立に貢献大を考慮して、
    ハイドンの勝ち。
協奏曲:ハイドンのチェロ協、トランペット協は古今の傑作。しかし、モーツァルト
    には決定的ともいえるピアノ協群があり、モーツァルトの勝ち。
室内楽:これは難しい。モーツァルトにはハイドンにない多彩な木管楽器の組み合わ
    せがあり、ハイドンには珠玉の弦楽四重奏、ピアノ三重奏、バリトン曲があ
    る。引き分け。
ピアノ曲:一般的な評価では、圧倒的にモーツァルトの勝ちだと思われるが、フォル
    テ・ピアノ演奏の台頭により、ハイドンのピアノ曲の素晴らしさが再認識さ
    れつつある。まあ、最高のピアノ奏者だったモーツァルトに敬意を表して、
    彼の勝ちとしておきましょう。
宗教曲:これも難しい。特に、ハイドンの初期の宗教曲を全て耳にできるわけではな
    いので。でも、ハイドンに軍配をあげたいな。ただし、ハイドン本人もこの
    ジャンルでは弟のミヒャエルにはかなわないと思っていた点は重要。
オペラ:ハイドン自身が「俺の負け」と思っていたようだし。モーツァルトの勝ち。

結果:ハイドンの2勝3敗1引き分け。ハイドン・ファンは怒るかもしれないけど、
   モーツァルトから1ポイントでも取れる古典派の作曲家は、ハイドンを除いて
   いないんじゃないかな(ベートーヴェンは、ちょっと別格)。