ブルックナーの風貌のなかで前々から気になっていたのは目の表情だ。
肖像画ではたいていボーッとした目つきになっているが、写真で見る
かぎり結構するどい目つきをしているようだ。ベーラーの影絵でも
ちびでぶに描かれているが、実際はかなり背の高い人だったらしい。
少々変人だったのを、画家が「間抜けで不細工」を強調して描いた絵にしか
見えない。