>>17
「小組曲」はわりと好き。
ピアノ版もいいけど、専らよく聴くのはグラズノフの編曲による管弦楽版。
ボロディンっぽい雰囲気がよく出ていていい編曲だと思うけど、この2人の
オーケストレーションは根本的に違うとは思う。
ボロディンのオーケストレーションは大胆にして粗野。
スコアなどを見ると、どうしてこんな譜面からあんなに華やかな色彩感が
出るのか不思議に思う。
まあ、天才なのでしょう。
グラズノフはとても器用なのだが、才気走ったところがある。
ボロディンだったら、あんなに弦を複雑に絡ませたりしないぞ、みたいな。
「イーゴリ公序曲」や「交響曲第3番」の補筆も、「小組曲」の編曲レベル
のものだろうと個人的には思う。
グラズノフの編曲でも十分ボロディンらしさを伝えてはいるが、ボロディン
が書いていたら全く違ったオーケストレーションになっていたとは思うが。