ヴァルキユレ
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0550名無しの笛の踊り
02/04/03 20:02ID:zivKE7JQ>回は許容範囲です。
>一見奇抜でも、変なイデオロギー臭がしない分、受け入れやすいのかもしれません。
クプファーの場合は指輪の世界をポスト・チェルノブイリに設定して科学文明への
警鐘(笑)を鳴らしたり<バイロイト版>、自然破壊の危機だったり<ベルリン版>
するわけで、演出家の意図は明確なもののそれがワーグナーの理念と合致するかと
いう問題がある。
またフリードリッヒのように指輪の世界を閉ざされたタイムトンネルに設定したり、
前のミュンヘン版のように宇宙空間に置き換えるとかは正直やり過ぎだろう。
叉パトリス・シェローのように政治理念のあからさまな表明(まさにイデオロギー
臭ぷんぷん)をするなど。
これらはテクストの完全な<読み替え>であって演出としての優劣はさて置いて、
ワーグナーの意図を損ねる部分も多いと思う。
それに比べるとウォーナー演出の場合はいわば<読み込み>といえるものであり、
基本的には(やり過ぎな部分や理解に苦しむ部分もあるが)、「指輪」の物語を
本来の権力闘争や愛憎の話に戻しているんじゃないか?
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