>>44
SHANDOSとの契約が、彼を変わらせた全てでしょう。
相当大きな保険を手に入れた作曲家が考えること、
それは、パトロン(SHANDOS)の注文通りの作品を書き続けること。
彼の全管弦楽作品をCD化する契約なんでしょ?
ということは、彼が発表する全ての管弦楽作品は、どこから委嘱されようと、
どういうきっかけで作曲しようと、全てSHANDOSからリリースされる運命にある。
ってことは、吉松は必然的にSHANDOSを意識する、これトーゼンね。
「こんな曲を書いて、SHANDOS的にだいじょうぶだろうか?」という意識が全開。
そのフィルターを通過した結果が、今の作風。
親玉が売れる!と見込んでくれた「吉松像」が、今の彼の作風なんだと思うよ。
だから、彼はそれに報いるためにも(契約を解除されないためにも)注文通りの
作品を書き続けていく仕掛けだ。

宮廷に使えていた作曲家や、「国家」が作曲家の生活を保障するかわりに、
作品の内容に深く介入したソ連時代の作曲家と一緒。
ポピュラー系ミュージシャンとレコード会社の関係が一番わかりやすいかな。

しかし、生涯に渡る契約なんだろうか?信じがたいけど。
そうなると、彼は一生勝手気ままに作曲出来ないぞ、ってことだな。
管弦楽に関しては。