へれべへは、とにかく、その響きの美しさだ。
CDですら聴いてて、すごくハモってるかのように聴こえる。実演も実際すごいし。

正直、この曲で爆演されても、ひくだけだ。そんな表現をこの曲に求めてる人がいるなんて。
2、6をがんがんに盛り上げて、7を静かにやれば一応の演奏にはなろうが、そんなんで感動する人はいるのか?
全体を構成してるシンメトリカルな構成は?
対位法的に入り組んだ箇所が、勢いで流されたり、7のメロディを(特に後半のテナーが)
きちんときれいな高音で歌えてないと、台無しだ。ヘレベヘのはその辺はきちんとおさえてる。

なにより、この曲はそれまでのレクイエムみたいに、死者のための曲なのではなくて
残された人々のための慰めの音楽なのだということを、へれべへのはきちんと解らせてくれる。