ナクソスの痛いところは、売れ筋に弱くなり過ぎた所だ。

所詮、売れるのは、そこそこの有名人気作に限られる。
ナクソス自体の売上リストを見てもそのことがわかる。
思えば、売れ筋のブルックナー全集も、これからいよ
いよナクソスらしい企画、異版演奏へと入っていく
ところで、指揮者(ティントナー)の死でもって中断。

モーツアルト、ベートーベン、ブラームス、マーラー、
チャイコフスキーといった、有名ところの、しかも
交響曲とか協奏曲分野が、ナクソスの今のカタログでは、
あまりにも見劣りがする。

マニアは百戦練磨の買い手だから、ナクソスはマニアだけ
相手にしていると、やがてソッポをむかれる。
将来の商売を思えば、やはり入門者も大切にしないと
マズイ気がする。