NAXOS「日本管弦楽選輯」の完結を見守るスレ
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0280名無しの笛の踊り
NGNG俺もバリバリの現代音楽を何十年も聞いているが、三枝は70年代にかなり前衛的な作品を作曲
していたことを忘れてはいけない。
「高橋アキの世界U」の”ベールの定理”に関する方程式を冠した曲は、相当尖っている。
そして、ロックなどのポピュラー音楽の手法を採り入れた「ラジエーション・ミサ」などの
仕事もだ。宮田まゆみの笙がシンセサイザーの刻みに呼応して激しいリズムをタンギングす
るのは、タイの民族楽器(笙のルーツ?)の奏法の影響であり、シャッフル系のロックへの
オマージュでもあるのだ。これらの作曲暦を無視して現在を語るのは、とんだ的外れ。
最初から「甘い」音楽しか書いていなかった作曲家との違いはここにある。
あらゆる技法を習得し、そして一度捨てる。
そして、その後に興った内的必然が『忠臣蔵』に結実したのだと思う。
『忠臣蔵』には、過去に発表したさまざまな手法で作曲された作品のエコーがメタファーと
してちらばめられているように思う。
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