1991年11月10日イヤー・フォーラム。10月予定が台風で翌月に延期のため
聴衆は30人ほど。司会は藤枝、柿沼両氏。
10楽器のためのラブソディーについて、委嘱料が高かったからサービスして15分の
の作品になったことや日本初演用のプログラムに間宮氏が「松平氏が失恋して作曲した」
とか書いたがそれどころか恋愛すらしてなかったとか微笑ましい挿話に、この曲の構造
についての解説。変奏ごとの10楽器の組み合わせはカードで決めたこと、気に入らな
い(以前でた組み合わせと同じ組み合わせが偶然でてしまった時には)却下したこと・・
これには驚いた!などの話。
司会者は偶然性を60年代から手法に取り入れていることをケージの影響かとかカードを
使った構造から結果的にその場の音響を造り上げるフェルドマンに似ているとか言ってま
すがまるで反応がない。「循環する楽章」について関連づけて話を進めていました。
音楽中心にということで、鑑賞の時間に多くを費やしています。そのあと源氏物語の3つの
アリアの話。ここで、源氏物語という壮大な作品に音楽を付けるのには残された寿命が少な
いと何度も話されている・・(涙・・)。二十歳の娘っこが源氏物語の漫画を持ってきて
「源氏物語ってプレイ・ボーイの話じゃない」とか言ってきたという笑える話も挿入して。
藤枝さん柿沼さん。録画を見て見ぬ振りしてくれて本当に感謝してます。