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スマン。今も頭の中がオフホワイト!
凄い表現力に圧倒されて演奏中動悸が激しく息が苦しいほどだった。
ちょっと前例がないシューマン、というよりドイツリートの歌唱表現だった。
自由で、知的で、会場を寸分の隙なく惹き付ける真のカリスマ。
思わず会場でヤナーチェク「消えた男の日記」を買ってしまった俺。
会場でのこんな衝動買いは初めてだ!

アンコールは聴きたくなかった。死んじゃうよ!でも3曲も唱った。
何れもシューマン。
「ジプシーの歌」「私はただ一人で」「浜辺の夕暮れに」
2曲目で感極まってしまった!もう、素晴らしすぎる。

だが、今の熱狂が醒めて冷静になったときにどういう気持になるか、
俺は些か懐疑的でもある。
一場の夢だったのか、それとも普遍のリート表現に成ってゆくのか?
来週の「冬の旅」でその答えが出るかも。
サイン会で本人にもそう伝えた。
俺の目をきっと見据えながら、ボスは胸を張っていた。