第9は昨年5月のウィーン公演(最終日)とは全く別物。
FMでオンエアされたものを聴くべし。
もしや来年録るというEMIも今夜みたいな演奏になるのだろうか?
昨年5月のは、ラトル節全開でありながら、
所々Wphビブラートかかりまくりの、まさに新旧激しいぜめぎあいの聴かれる、
いま思うと最高の演奏だったと思う。
第一楽章は重々しくオーセンティックに始まりながら、
どんどんラトル節が色濃くなり、3楽章に至っては、
いかにもWphらしい泣かせる弦のビブラートから始まって、
最初っから最後まで息の長いアッチェレランドみたいに聴こえるテンポの動き。
終楽章も今夜の演奏とはコントロールが全く違う。
その中でも、Wphらしさが随所に顔を出して、その辺のぶつかり合う様が、
またたまらない魅力。
ソリスト陣も、今夜のボニーの美声には参ったが、総じて昨年5月には及ばない
(特にクヴァストホフ!)。
↑でも指摘があるが、やはり東京オペラシンガーズへの不安は大的中してしまった。
全くキレを欠いた、声が出てるだけの歌。
やっぱり小澤の妙な横ノリ癖が影響してるんだろうか??
ラトルも合唱団に対するキューはかなり激しく出していた。
というわけでベストは8、続いて2、7,6と私は思った。