内田光子
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0020名無しの笛の踊り
NGNG評価が高いので、ソナタ、協奏曲とも全部聴いてみたが、どうしても好きになれ
なかった。
内田の演奏は楽譜や過去の演奏家を十分に検討され尽くした上での非常に高い
レベルにあることは伝わってくる。しかし、彼女の演奏を聴いても、喜びが沸いて
こない。モーツァルトの音楽は、自分でヨレヨレになりながら弾くときでさえ楽しく感じ
るのだが、内田の演奏はそういった喜びが感じられない。むしろ悲しみとか、絶望
感すら漂う。確かにモーツァルトの音楽にはそういう面があるのは否定しないが、
聴いていて楽しくないCDは自分には不要である。
やはりホロヴィッツは超一級だと思う。彼のロマン派の演奏には首を傾げたくなる
ような録音もあるが、モーツァルトは絶品。音色、フレージング、文句の付けよう
がない。
ドビュッシーのエチュードに関しては、内田の演奏には賛否両論あった。自分は
大好きで、この曲集の新たな魅力を知ることができたと思う。売れてるらしいポリ
ーニのCDは聴いていて痛い音だと思う(それでこそポリーニなのだが)。
あとブーレーズとやったシェーンベルクの協奏曲も良い。シューベルトも好きだ。
正直、自分は内田の追っかけをやってるのでCDはほとんど聴いたし、映像関係も
いろいろ見てきたが、ショパンとモーツァルト以外は大変気に入っている。
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