ストコフスキーは通好みの指揮者
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0550ベルリン・フィル
NGNGアルバム 【ストラヴィンスキー 組曲 ペトルーシュカ&火の鳥 】
これはベルリン・フィルの最初のステレオ録音です。
プロデューサー:リチャード・C.ジョーンズ(アメリカ・キャピトル)
エンジニア :ペーター・ブルコヴィッツ(ドイツ・エレクトローラ)
グリューネヴァルト教会 1957年5月18-20日
ブルコヴィッツが送り出したサウンドはまさに壮観の一言に尽きる。いかにもストコフスキー
らしい、飽和ぎりぎりまで沸する低音もさることながら、およそ他のベルリン・フィルの録音
でも例のない、どこまでも後ろへと侵入するサウンドステージの奥行きの中にオーケストラの
楽員がずらりと並ぶ。
この驚くべきサウンドは、キャピトルのアメリカ録音の方法論とは異なり、当時のEMI
最初期のステレオ録音とまったく同じ手法と機材で製作された。
ベルリン・フィルはウィーンのライバルに比べ、ある一線を超えた優秀録音に恵まれていた
とは言い難い。逆に言えば、この一枚の録音を再生するとき、このオーケストラはわれわれの
家庭にそのもっともオーセンティックな姿を現す。
ステレオ・サウンド 2002 WINTER No.141 嶋 護(しま もり)
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