ジュリーニ最高
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NGNG体験の話を書く。
あれは89年の9月、カラヤン死後間もない時にベルリンでBPOのカラヤン
追悼コンサートがフィルハーモニーホールであった。最初に指揮者無し
でシューベルトの未完成交響曲の第2楽章、そのあとでジュリーニ指揮
でブルックナーの第9交響曲が演奏された。追悼演奏なので勿論拍手禁
止。 ホール沈黙の中を長身のジュリーニが登場。ほんの少しタクトを
動かしただけでBPOの弦から霧が立ちのぼり、そして次第にクレッシェ
ンドされて力強い第1主題。
本当に圧倒された。あの時のブル9といったら、かつて経験したこと
のないほど壮大で深遠、そして崇高な音楽だった!(あれと比較したら
評判のWなどまだまだだよ) 第3楽章が終わっても会場はシーンとして
物音1つしない。ジュリーニはコンマスと握手して、静かにステージの
袖に退場。 あれは本当に心の通った宗教儀式のようだった。
いかにジュリー二という指揮者がすばらしいかを骨の髄まで感じること
ができた貴重な体験だった。
自慢話、スマン。
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