ヨッフムのドレスデン盤はブル5最高の美演だと思う。
今までヨッフムのスタジオ録音はスケールが小さいと聞いていて
敬遠していたが、全然そんなことなかった。
確かに演奏時間では晩年のACO盤より短いが
その代わりヴァント/BPO盤並に凝縮していて、
かつヴァントにはない詩情があるところが素晴らしい。
これはドレスデンのオーケストラの魅力によるところも大きいだろう。
また随所にヨッフム特有の加速が聴かれ、それがまた見事に決まっている。
(第4楽章のコーダ開始部分など)
第4楽章のコーダもおそらく金管の別働隊を使っていて迫力も申し分ない。
あと、全体に金管楽器の渋い音色がこの演奏の魅力を倍加させている。