>70
>リュリ・シャルパンティエにくらべるとラモの方がやんちゃな音楽に聞こえるんですが、、、

それは事実。この三者ではラモーのダイナミクスが最も大きい。

では俺の考えるところのロココ的センスについて。

>72
>リュリの音楽は構成感があるな
>ラモーは華奢な感じだ

>73
>構成感はラモーのほうがあると思う

72.73共に正しい。これがヒント。
すなわち、響きの質的にラモーは華奢でリュリは構成感というか内声部が充実していて構築性に富んでいる。
音楽としての起承転結は明らかにラモーのほうがよりはっきりしていて聴いてわかりやすい。
17世紀から18世紀にかけてのフランス文化史で大きな分水嶺となっている時代に摂政時代(1715〜23)と呼ばれている時代がある。放蕩と贅沢がキーワード。表面的な美しさがもてはやされ流行が全てを支配するような時代であったという。

俺がラモー演奏で重視しているのはこの表面的な美しさとさらに言えば官能性。一聴して陶酔できるような芳しく匂い立つかのような響きがなければラモーとは言わない。

>74
>その三者でいえば、圧倒的にシャルパンティエが優れていて比較にならないのではないでしょうか?

この三者ではシャルパンティエが最も録音に恵まれている。リュリはほとんど聴く機会がないし、ラモーにはろくな録音がない。クラブサン小品集だけ聴いていてもラモーの本当の偉大さは想像し辛い。

和声論を世に問うたという点で音楽史上で最も重要な功績を残したのは間違いなくラモー。
出来のいい録音や演奏会が増えればラモーの評価は大きく変わると思う。