ここで朝比奈は自らの巨匠性を凌駕し大宇宙の精神と化した

ここに鳴っている立体感、実在感の巨きさは比類がなく、充実し切って一分の隙もない。一生懸命に意味を伝えようとする音楽、それを彼は最高に生かし切ってゆくのである