日銀は1997年の日銀法改正で、恐らく世界一独立性の高い中央銀行になっている。
日銀には、政策目標すら与えられていない。何をやっても許されるのが現在の状況。

現在、デフレからの脱却を進めている政府からすると、日銀が量的緩和解除、ゼロ金利
解除とすすめていくことで、2000年のゼロ金利解除の二の舞となり再度景気後退するの
を恐れている。「デフレ脱却は構造改革の成果」と言う宣伝が嘘になってしまうから。

そこで、日銀に「インフレターゲット導入のために、日銀法を改正するぞ」と裁量権を取り
上げる可能性を示唆して、ゼロ金利解除を遅らせようという牽制を行っている。ここが政治
プロセスのわかりにくいところで、政府自体はインフレターゲットを導入させたいのではなく
政府の言う事を聞く日銀に戻したいだけなのだ。政府にしても、日銀にしても、お互いに
裁量権は確保しておきたいというのが、役人の本能だから。

だから、日銀はそこを見透かして、「インフレターゲット導入は無い」と踏んで、ギリギリの
折衝という形で政府の顔を立てながら、量的緩和解除・ゼロ金利解除を強硬していく事に
なると思う。

こんな荒らしならイイですかw