トップページ⇒bun
3コメント4KB

遥かなるレクイエム

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001三流男NGNG
始まり始まり〜
0002三流男NGNG
1999/11/11 18:00

都内にある住宅地の中…一際目立つ家が建っていた。
外から見る限り広い庭、3階はありそうな高い家、淡い青を含んだ汚れの無い家。
その中にある一室の机の上にパソコンが置いてあった。
そこには俗にネスケと呼ばれるブラウザが2、3開かれていた。
その中でも一番トップに上がっているブラウザ…その中には折れ線グラフが1分間隔で動いている。
タイトルは「2ちゃんねる出席者管理簿」。
そして、その折れ線グラフが一番下に落ちた…人が誰もいなくなった事を示した時、FTPソフトが起動し、何かを送信しはじめた。
残り5分...3分...と、徐々に残り時間は減っていった。
2分...1分40秒..瞬間、折れ線グラフがピクリ、と上に上がった。
………IPとともに表示される固定ハンドル名.「元服太郎」
画面ではマウスのポインタが何かを躊躇するかのように数秒揺れ、あるボタンの前で止まった。
1分12秒..47秒....ポインタは少し揺れ…ボタンを押す。
折れ線グラフは落ち、「元服太郎」 の名は消えた。
30秒...21秒....7秒....
マウスのポインタは動き、FTPソフト以外を全て終了した。
3秒.....終了しました。
FTPソフトを終了させ、Windowsを終了させた。
そこにはまた、静寂が訪れた...
0003三流男NGNG
1999/11/11 18:07

「…ただいまぁ」
パートに出かけていて誰もいないとわかってはいても、惰性的に「若ひろゆき」はそう言った。
自分の部屋に戻り、ブレザーを脱ぎ椅子にかける。
カバンをベッドのうえにだらしなく置くと「若ひろゆき」は軽くため息をついた。

「さ...ってと。」
立ち上がり、トイレを済ませ、冷蔵庫から麦茶を取り出しそのまま飲み干す。
冷蔵庫に何か軽食は無いかと探すが対して食べたいものも無いのでそのまま冷蔵庫を閉じた。
居間に行き、書斎…という程のものでも無いがそこに向かった。
電源を入れ、Windowsが完全に起動するのを待った。
起動するとと同時にダイヤルアップが開かれた。パスワードを入力し接続ボタンを押す。
繋がると同時に自動的にICQとブラウザが立ち上がった。
お気に入りを開き、2ちゃんねるをクリックした。

そこで彼はふと思い立ち部屋を出、ポテトチップスを片手に戻ってきた。
椅子に座り、椅子をくるくる回転させながら袋を破る。そしてウィンドウを見た。
そこに表示されていたのは、赤黒いボロボロになっている煉瓦の壁紙。
見慣れた字体でかかれた「2ちゃんねる 跡地」
残っている板は批判要望、誹謗ねか裁判、固定、オフ会、ロビーの5つ。
全てのログは消滅し、1つだけあるスレッドに書き込まれていたもの。
それは
「全てのログを消滅しちゃいました。。。ついでに色んな板が消えちゃいましたです。おいらのミスです。申し訳無いです。。。。
でもすぐに直ると思うんでちょっと待っててくださいね、、、えへえへ」
若ひろゆきは何故か違和感と不信感を覚えた。ICQでメッセージをおくっておいた。ほぼ同文だがメールでも送る。
ハッキング?まさか、ohayou.comをクラックできるはずが無い...いや、しかし..

若ひろゆきの不信感は募っていった…
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています