この先の幸せをすべて棒に振ってでも
あなたには傍にいて欲しかった
私を好きになって欲しかったの
狂おしいくらい 愛していた

左手に残る生々しい切り傷の痕
それでもあなたを得ることが叶わなかった今
それはただ枷となって私の心を縛り付ける
たとえこの傷が癒えたとしても
あの日はもうやって来ないのだから

痛い
苦しい
縋りたいあなたの胸がどうして此処にないの
髪を撫でる優しい手がどうして此処にないの

一体いつからあなたは
私の眼をまっすぐに見るのを
拒み始めたのだろう

弱くて未熟で迷いだらけ
あなたと私は確かに似ていた
けれどふたりの想いは
どこまでも平行線でしかなかったのね

あなたの前に存在してしまう私を許して
あなたを夢に描いてしまう私を嘲笑って

痛々しく葛藤に怯えるのは
もうやめましょう
互いを出し抜きあう日々は
もう終わりにしましょう

そのうちまた春が来る
あなたを見失った季節が また