他の会社なら辞めても意識が普通に次に移行できるんだが、
神戸屋というのは不思議な会社でずっと意識の中に残り続けるんだよ

そこでしばらくたっても思い出してあそこから逃げた自分というのが、
永遠に記憶の中に敗北感として居座り続けることになる

たとえその後どんなに幸せな人生を送ろうとも、
あの時逃げたという後ろめたさは消えることはない

それぐらい神戸屋は自分が試される職場なんだよ
そこで逃げたらそれは敗北という2文字しか残らない

もちろん負けた相手は神戸屋ではなく自分自身な