閉店30分前の片付け中に「食パンはもう無いの?」と声をかけられた。
もうだいぶ種類も無く、私がいたところから近い場所に食パンはあったので
「申し訳ありません、本日売り切れであちらしかないんです。」
と手で指して案内をした。
そのお客さんは「あぁ」と気付いて歩いていかれたので特について行かず、
私は別の仕事をしにバックヤードに入ったのだが、その時背後から

「お前もっと親切に教えてやれよ! アホじゃねぇのかお前!」

という声が。
咄嗟だったので反応できない状態のまま、スライスを頼まれて店内に戻ったら
声の主と思われる親父が、とにかくずっと私の方を睨んでいた。
レジでお金を払う時も、何故か目線は私の方。
結局、その親父は私から目を離さず、視界から私が消えるまでこっちを睨んで帰っていったのだが。
その親父と食パンの所在を聞いたお客様、他人だったんですが。