>>74
大変参考になりますので、よろしければ、ずっといらして下さい。

>いわゆるパン工学的には水温が低すぎると
>膨潤の速度が遅くなるので吸水量を増やさなければ
>ならないのよ

以下は、私の考えですが。
業務上の10キロとか25キロの仕込みだと、粉の量が多くて膨潤が遅いため、
水の温度により同じ捏ね上がり温度でも膨潤速度が異なってくるかも
知れませんが、家庭の仕込みだと多くてせいぜい1キロです。
この程度の量だと、膨潤も速く、しかもあっという間に温度は均一に
なってしまうので、水温が低くてもそれほど違いが出ないのではないでしょうか。

あと、家庭用の捏ね機やHBだと、摩擦係数は小さくなるようです。
(この「係数」という言い方は、個人的には気持ち悪いのですが、習慣上
そう呼ぶみたいですね。係数と言えば「かかる数」、通常は足し算ではなく、
何かと掛け算する数です)
その理由は、混練容器が小さくなるほど、生地重量あたりの混練容器内壁の
面積が小さくなるからだと理解しております。
発生する機械摩擦熱は生地重量に比例し、その摩擦熱は主に混練容器内壁と
生地が接触する面から逃げますので。