貼り紙が論点になることがたびたびあるのでその定義を整理したほうがいいだろう
書いてあるんだから言うことを聞けでは話にならない

貼り紙に記載されてることがルールだという人がいるが
サウナ店の事業者に普遍的な規則を制定する権限はない
あるとすれば施設を使用する際の禁止事項等を示した契約条項で
契約は当事者同士が承諾していれば基本的には有効であるので
その内容は著しく不合理でなければただちに無効とはいえない
貼り紙の効力を最大限に解釈すれば以上のとおりであるが
ただし契約は事業者と客の間にしか存在しないので他の客との関係には影響ない
そして言うまでもないことだが貼り紙のない店にはその効力はない

一方もし貼り紙の内容が入浴マナーに関するものであれば
これは事業者がマナーと思われることを広く知らしめるためのものにすぎず
いわゆる意見広告のようなものと見て取れるだろう
この場合強制力を伴わないのはもちろんだがそれが正しいという根拠にもならない
マナーは本来客同士の間で生成されるもので事業者に決める権限はない
異論反論があることを前提とした意見の一つと理解すべきだろう