ここ10年程の間に、特にスーパー銭湯を中心に「刺青を入れた方の入浴お断り」が一般的になってきた。
私はこの風潮にかなり疑問を感じており、ウチの銭湯では刺青を入れた人にも他のお客様と同様ご利用戴いている。
少なくとも私が知る限り、ウチの銭湯で過去、刺青を入れた人がトラブルを起こしたことはない。
男湯のお客様全体に占める刺青を入れた人の割合なんて僅かなものだから、トラブル発生率ゼロは当然かもしれない。
だが、それでも刺青を入れているというだけの理由で特定の人を排除しようとする現代の傾向には、異なった価値観に対する余りの不寛容を感じてしまう。
一時期、論壇を賑わせた「マルチカルチャリズム」は、単なる掛け声にすぎなかったのだろうか?