最近は「寄らば大樹」とか「指示待ち」「上意下達」というのは完全に廃れましたね。そういうご時世ならば、やはり人材をうまく活用、育成できる指導者・上司が必要だと思い、理想の上司コーナーをカキコさせていただきます。
ちなみに、私の考えでは、この人物こそ理想と考えております。

仰木監督:「高卒」「巨人軍経験なし」「監督経験は近鉄、オリックス」という監督にしては、かなりがんばっていると思います。昨今のプロ野球は、巨人中心で、六大学出身者でなければ、人脈などで不利なため、黄金時代や常勝なんて不可能という状況なのに、マイナーっぽい経歴にして、非常に好成績。近鉄では、三振王ブライアントを目覚めさせ、彼を軸とした「いてまえ打線」誕生、野茂のトルネード承認、オリックスでも、イチローの振り子打法承認、鈴木監督時代の近鉄で浮いてた大島の移籍獲得、晩年の岡田に優勝の美酒を与えるなど、強く、楽しく成長できるチーム作りを実践し、これぞ名将の手本を見せてくれましたね。しかも99年まで監督生活で11年間Bクラスなしというのも偉大。とにかく、たいして強くもないチームにおいて、「楽しみながら、育て、勝つ」を実現できるのは、最高の指導者の証。今後も選手の失敗に怒らず、エンジョイしてほしい。
長嶋監督:仰木監督と比べると、「巨人出身」「立教出身」ということで、人脈に助けられているところもありそうだが、「選手に優しく、楽しみながら、育て、勝つ」監督としては及第点。斎藤雅や小野を2軍に尾としてまで、高橋尚成を辛抱して機用したり、二岡が不調なら、ベンチ確実でクサりかけた元木や川相を併用してリフレッシュを図ったり、捕手も若くてイキのいい村田善則を売り出そうとしたり、こういうところでの人心掌握は、少なくとも野村監督や王監督、星野監督あたりには見られないので、今年は優勝して正しいやり方だったと証明してほしい。ただし、田辺や河本がイマイチだし、清原やガルベスの処遇があいまいなので、それだけはなんとか解決しなきゃ。でも、モチベーションを喪失しそうになった江藤や工藤、メイを再生(というか99年より成績向上)させたのは、最近落ち目で傲慢な野村監督や星野監督、王監督などに対するあてつけに見えて面白い。6月以降はぶっちぎりで優勝してください。
東尾監督:アクの強い松坂をうまくあやつり、捕手を4人(中嶋、伊東、貝塚、和田)使い分けるのは、かつての藤田巨人みたいで面白い。松井稼、大友、��木浩、小関、赤田あたりを育て、バランスのとれた打線を作り上げた手腕も見事。何より、ミーティングや練習の時間をなるべく長くしないようにしてモチベーションを高めるところが現代っ子にマッチしていると思います。オフなどでも現役時代と変わらず、選手たちに高級料亭でごちそうする気前の良さも、いまどきの上司では考えられないため、希少価値といえます。ただ、堤オーナーの顔色をうかがったり、シドニー五輪の件でうろたえるのは少々気の毒。もし、西武グループに不満を感じ退団するなら、星野監督の恐怖政治で潰れた川上や山本昌、落合英などを復活させるべく、中日監督になってもいいでしょう。

他にも何人かいるけど、それは次回のお楽しみに。