こりゃ優勝でっせ!阪神爆走7連勝
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0001名無しさん
NGNG0002名無しさん
NGNG遊撃・田中が背走、また背走。ボールを見ずに後ろ向きで落下地点へ飛び込んだ。白球がグラブに収まる。信じられないような超美技。
絶叫、そして歓声。濃密な3時間27分間を戦ったスタンドとベンチが一つになった瞬間だった。怖いものなど何もない。7年間もタイムカプセルに閉じ込めていた7連勝を、甲子園に蘇らせたアクロバットプレーだった。神経のすり減る5−4の大接戦。そんな戦いから解放された野村監督は、優しい口調で語りかけた。
「よう守った。シュータ(田中)もそう、坪井もそう。これは勝負の原理原則なんです。守りは攻撃に勝る。これが、連勝につながっているんや」。“ノムラ語”を駆使しながら、平成5年以来という7連勝を解説してみせた。
ジェット風船が反撃の合図だった。開眼した新庄の2ラン、元同僚を打ち崩す広沢のタイムリーによるリードを白紙に戻された七回、矢野が内野安打で出た。ラッキーボーイのバトルがバントを失敗しながらも四球で歩く。ここで野村監督は、続く田中を呼び寄せ耳元でささやいた。
「バントや、頼んだぞ」。部下への信頼感はスリーバント成功という結果を生み一死二、三塁。耳が痛くなるような大歓声の中、打席に向かったのが代打・和田だった。
「オレを歩かせる気で厳しいところに変化球を投げてくる…と思っていたんですよ」
プロ16年目のベテランは、レギュラーをはく奪された昨年1年間、ベンチで野村監督の目の前に座り込み、“ノムラの教え”を学んできた。その蓄積が難解な読みを的中させる。予想通りのスライダー。勝ち越しのタイムリーは、センター前へ鋭く弾き返された。続く坪井も乗り遅れない。ヤクルトのエース・石井一をKOだ。
0003名無しさん
NGNG8連勝を実現すれば、昭和61年6月の9連勝以来の快挙となる。トラの進撃は終わらない。
★データBOX
阪神の7連勝は平成5年7月9日の巨人戦から26日のヤクルト戦まで球宴をはさんで7連勝(巨人3、中日1、横浜2、ヤクルト1)して以来7年ぶり。5試合連続1ケタ安打だが、この日の6安打は、いずれも得点したイニングに出ており、効率よい攻めだ。
23日も勝つと、昭和61年6月から7月にかけての9連勝(1分けをはさむ)以来14年ぶりの8連勝になる。
チーム記録は1リーグ時代の昭和12年秋、21年の各14連勝。最近では昭和57年に11連勝している。
0004名無しさん
NGNG流れに乗り損ねたくなかった。帰ってきた手負いのプリンスは、連勝ムーブメントをさらに拡大させた。復帰初打席から新庄の気持ちは張り詰めていた。
「けがで戦列を離れていたので復帰したときは全力でプレーしようと思っていた。まっすぐ狙いだったけど、自然に体が反応した」
二回無死。先頭の広沢が四球で歩いた直後、6試合ぶりに先発復帰した新庄のバットが火を噴く。ストライクを取りにきた石井一の初球121キロスライダーを強く叩いた。7連勝を引き寄せる貴重な先制3号2ランは、左翼席最前列へ。マスコット人形を一塁側スタンドに投げ入れると、舞台役者のようにクルリと一回転して虎党の待つ右翼席へ手を挙げた。
まだ、肩は万全ではない。13日の巨人戦で二塁にへッドスライディングした際、左肩を強打した。病院で診察を受ければ全治数週間の重傷は確実だったが、離脱したくない新庄は病院での診察を拒んだという。テーピングで患部を巻き上げ、松井ヘッドに出場直訴。その復活戦でいきなり石井一を叩いたのだ。
師匠でもある柏原打撃コーチを「ビックリしたわ」と驚かす復帰即アーチの離れ業が、7年ぶり7連勝への導火線となった。
「7連勝? 関係ない。あの時とムードが似ている? 関係ないよ」
当時も快進撃を演出したプリンスは、決して浮かれた表情を見せなかった。勝利という良薬が、肩の痛みも忘れさせていた。
0005名無しさん
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