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Neatって何でしょう?

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0001名無しさん@1周年NGNG
Neat相って何でしょうか?
良くわからないです。
多少調べてみたところでは、両親媒性の有機物質などが
水または他の有機物質などと
室温で液晶を形成することとなっていますが、
たとえばオクタンの固体の上に、
オクタンを吸着させたときなどのような、
同じ物質だが状態が違うときはどうなるのでしょうか?
どなたかご教授ください。
あと、何か良い文献などがありましたら、
あわせてご教授ください。

0002名無しさん@1周年NGNG
液晶相のことでしょ。
両親媒性化合物は、膜を形成している時でもアルキル部分は
ある温度範囲で液晶相を形成する。
しかし、まわりに水等の媒体が全く無く、2分子膜を形成していない
バルクの状態でも液晶相をつくる。
この状態のことをNeat相と呼ぶんでしょ?
液晶の研究者から見ればただの液晶相(剛直部を持たない特殊な液晶)だが、
脂質膜の研究者から見れば、媒体が無い異常な状態だから、
Neat相という名前になったんじゃないかしら?
00031NGNG
2さん、どうもありがとうございます。
ところでバルクの状態でも液晶を作る
という意味が良くわからないのですけど、
どういうことでしょうか?
アモルファス状態のものが熱駆動で
内部の変換が起こると言うことでしょうか?
また、液晶がある温度範囲で形成されるとなっていますが、
液晶の形成条件は温度だけによるのでしょうか?
たとえば何らかの基板に吸着させたとき、
その基板の影響などはどうなんでしょうか?
0004名無しさん@1周年NGNG
この場合の液晶相とは、「結晶状態ではないにもかかわらず
分子長軸の配向が有る程度揃っている状態」を指します。
普通は「堅くて曲がらない細長い分子」が液晶相形成には必要で、
アルキル鎖だけからなる分子では分子配列を定めることが出来ず、
液晶相形成は困難です。
しかし、2分子膜などの中では、アルキル鎖が高密度にしかも方向を
揃えて詰め込まれているため、分子の並びが崩れてアモルファスになる程の
自由度が無く、アルキル鎖が結晶になってしまわない温度ならば液晶相を形成します。
そして、ベシクルを形成するような凝集性の高い化合物の場合には、
あらかじめ膜を形成させなくても、そのものの塊の状態でも液晶相を形成することが
あるのです。これがNeat相です。
脂質分子の末端部分を基盤に高密度に吸着させたLB積層膜では、
もちろん液晶相が形成されます。
0005名無しさん@1周年NGNG
どうもありがとうございました。
大変参考になりました。

>この場合の液晶相とは、「結晶状態ではないにもかかわらず
>分子長軸の配向が有る程度揃っている状態」を指します。

と言うことは、結晶化してしまう程度の低温で、
基板に吸着させたのち、温度を上げ、
任意の温度でIRスペクトルを取ったとき、
急にピークが大きくなったとすると、
NEAT相が形成されている可能性があると言うことですね。
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