>>64
放射線防護の難しいところなんですが、晩発性障害は本当にでにくいんです。
統計とい言うものには誤差、偏差というものがあり、疫学調査では特にこれについて
注意すべきです。

放射線被曝による晩発性発癌は一部の例外を除いて10〜50年の潜伏期間が
あります。20年というのはこれをもとにしています。

>なんと言っても統計を出せる所が 限られてますのでね
意味不明です。
疫学調査は、その母集団把握だけでなく技術的、人権保護などの問題もあり、
そう易々とできるものではありません。日本で行われたABCCの調査など
初期は敗戦国だからできるほどの非人道的なものだったと感じています。
ただし、そのおかげで貴重なデータが得られたのも事実です。

疫学調査は、ウクライナ政府と、国際機関が共同で行って初めて信頼に
足るものと思います。なぜかというと、第三機関の検証無しでは、ロシアとの
外交交渉の駆け引きの道具にされるからです。

なお、統計データは『20年後にボンと出して』来るものではありません。
数年ごとに検証を繰り返しながらでてきています。そろそろ次の大きな節目
データが出てくると思い、期待しています。

あと、放射線障害、晩発性影響について言及するなら、基礎文献を読む事を
お勧めします。
放射線防護の基礎 草間朋子 日刊工業新聞社
放射線のはなし 野口正安 日刊工業新聞社

あくまで、淡々とした事実に基づく教科書を(特に放射線防護の教科書を)
読む事をお勧めします。