昭和59年4月15日午前1時30分、山梨県南都留郡山中湖村の山中湖で東大教養学部
文科3類2年5B組の2年生6人が酔った勢いで釣り用手漕ぎボートで漕ぎ出したところ、
岸から150m離れた場所で転覆、1人は自力で泳ぎ着いたが滝川健一(20)、秋沢三郎(20)、
高橋秀年(23)、菅谷洋(25)、永沼一真(19)が水死した。
助かった男子学生(20)は滝川を抱えて岸の近くまで泳ぎ着いたが岸には誰も人工呼吸
を知っている学生がおらず、滝川は助からなかったという。
4月14日午後から600人で新入生歓迎合宿が1泊2日でグリーンロッヂ山中湖で行われており、
午後8時から午後10時30分まで公式の飲み会が行われ、文科3類2年5B組では新入生41人を
引率して2年生は66人が参加していた。
公式飲み会後も内輪での飲み会は続き、6人は無断で3人乗りのボートに乗って沖へ漕ぎ出
したものらしい。山中湖の大部分は氷で気温は5.5度だった。転覆した場所は水深6.5mで
犠牲となった学生はほとんど泳げなかったという。