低予算や悪条件下の判官贔屓等を排した正直な感想 以下長文
激賞するネットの声への違和感から再度劇場鑑賞して思ったことはこれは「年輩者向け映画」なんだということ
確かに「実写」が最上位でテレビ以外の映像娯楽がない時代の価値観では名作であったのかもしれない
ただ多様な娯楽が混在する現在の評価としては「労作」ではあるが手放しで褒めていい作品かどうか
SSNを駆使する若年寄向けとしては十分な成果物でも枚数をかけた動きやキャラデザ等のアニメ的ウリが不足し
従来の映画観や基準に配慮しすぎて今の映画としての魅力に欠け若者やライト層の視界から消えた
邦画としてよくてもスマホ依存が当然の世代に観てもらうにはアニメ映画として色々な意味で古すぎたのだ

興行成績をみれば原作準拠で設定のアラを潰しリアリティーを求めた成果はあった一方で客層を狭めた感も強い
娯楽に他の選択肢がある時代だからこそ映画に画期的音響異空間大画面ならではのカタルシスを求めている客や
アニメならではのデフォルメやウソを愛しアニメ的ご都合主義を気にしない客の多くが楽しめないだろう
ましてや昭和や20世紀の約束事や知識がない若者にとって魅力がないのは当然だ
本作品も「21世紀の商業映画」である限り否定的な客の評価に対し客側の質や常識の欠如とかを語るのは不毛だ