http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/20/makoto-shinkai_n_13739354.html
今回の『君の名は。』を作るときも、この映画によって「もし自分が自分じゃなかったら……」と考えるきっかけになればという思いがありました。
たとえば僕は今回『君の名は。』が幸運にもヒットしましたが、『君の名は。』がヒットしなかった自分だって、別の世界にいると思うんですよ。
今の自分じゃない自分っていうのは、やっぱりどこかにいます。

『君の名は。』に引きつけて言えば、三葉がいなくなってしまった世界だってあると思うんですよね。

――もちろんいなくなってしまった世界もあるだろうし、あの2人が会えない世界も……。

それもあるでしょうね。取りこぼしてしまった可能性は常にあって、そこに思いを馳せることが、世界を少しでも良くすることだと思っています。