すずさんは可哀そうだ。
父・母・兄は死亡。妹も(多分)余命いくばくも無い。自分の子供もいない。
すずさん以外の浦野家の「血の繋がり」は絶えて、独りになってしまう。
そして自身は障害者=隻腕。
すずさんの生涯に幸あれ、と祈らざるを得ない。

北條家も先行きが危ない。
血筋を継ぐ者は径子の長男・久雄だけだが、彼は黒村家の者だ。

戦後72年。今では浦野家も北條家も共に絶えてしまったかも。