新海は最初から「観客が話に完全にはついてこられず、しかし
ワケが分からないとは思わないギリギリの線を話が進んでいく」
展開を心がけたと言っている。

二度見て初めて分かる部分が多くても、まずは最初に茫然と
流されて見ていた間に手ごたえを感じられるように作る、
そのさじ加減が命みたいな脚本なんだな。

■新海監督 「見終わった直後にもう一度見たくなる映画に」
外部リンク:diamond.jp

「一度見終わった直後にもう一度見たくなる」、つまり複数回
鑑賞してもらえるような作品を目指していました。特に若い子たちに
響くためには「過剰なもの」にしようと。
詰め込み気味の映画にするということですね。

一度見ただけで観客が消化しきれない映画を作ることはそこまで
難しくはありません。ただし、情報が多すぎて難解となり
「映画が分からなかった」では、元も子もありません。

一度で「あー、面白かった」と十分に満足してもらえるものにした上で、
もう一度、主人公の瀧や三葉の声を聞きたいとか、RADWINPSの
音楽を聴きたいとか、そう思ってもらえるようにしたつもりです。