>>894
作者のインタビュー

??タイトルをつけるにあたり、“聲”という漢字にしたこだわりがあるとうかがいました。
この字は“声”“耳”そして手の動作をあらわす“殳”から成り立っていると同時に、
思いを伝える手段が分裂しているとも感じました。
1つだけでは思いは伝わらないというのが作品らしいと思ったのが決め手です。

??発せられたらなくなってしまう声を“形”としたのもとても印象的です。
“形”とすることで可能性を感じられるのではと。形ってひとつじゃないですよね。
○も□も△も形です。そういった多様性をこの漫画で表現したかったんです。
漫画は石田と西宮がトラウマに立ち向かうような構図で終わりましたけど、それが尊いことではありません。
逃げるという選択もあるし、そうでないルートもある。『聲の形』は「こうすべき」っていう結論を示すためではなく、
ただこれからどうしていくかという第一歩を描いた物語です。