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立川のメールは熱かったな

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 どうしても、観てほしい映画があります。
 
 すべての作品に平等であることが、映画館と
して正しいあり方かも知れません。
 でもそのことを頭ではわかっていても、ひと
りの映画ファンとして、感情まで抑えつけるの
は容易ではありません。

 どうしても観てほしい、その映画の題名は
『この世界の片隅に』。
 かの傑作『夕凪の街 桜の国』を描いた、
こうの史代さんの漫画を原作としたアニメーシ
ョンです。
 
 舞台は広島、時代は戦中。
 過酷な状況の中でしかし、明るく毎日を生
きるひとりの若い女性の物語です。
 おだやかな描線と色彩、あたたかなユーモ
ア、イデオロギーに囚われずに日常感覚から
立ち上げた生活描写。

 しかし、やわらかな絵の印象の通り、物語
がただ幸福のうちに閉じることはありません。
それが歴史的事実です。
 癒やされることよりもむしろ多く、胸をか
き乱されることでしょう。

 気持ちのいい休日に、つかれた学校や仕事
の帰りに、多くの方はこの映画を観ようとは
思わないかもしれません。
 だからこそ、シネマシティが出来ることを、
尽くさなくては。
 
 こんなことをする意味があるのかと嗤われ
てもいい。
 騒ぎ立てることで、ひとりでも多くの人を
振り向かせられるのなら。
 
 『この世界の片隅に』。
 どうしても、あなたに観てほしい映画があ
るのです。

 映画公式ページ
http://konosekai.jp/